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2012年10月09日
拝啓 手塚先生
今日は僕の大好きな手塚漫画その一
「火の鳥」のご紹介です。
いわずと知れた手塚治虫のライフワーク作品の一つ
ご存知の人も多い作品とは思いますが、
僕がこの作品と出会ったのは、忘れもしない小学5年生ぐらいの頃(あいまいやし・・・)
何気なく本屋さんで見つけた魅力的な表紙しかも漫画。
火の鳥・・聞いたことあるタイトル。作者。
この程度の感覚で衝動買いした本、それが「火の鳥鳳凰編」でした。
その日夕飯を気もそぞろに食べ、その手塚ワールドに完全に引き込まれ、
一気に読破したのを覚えています。
簡単に火の鳥のストーリーを説明すると・・・
過去と未来を自由に行き来することの出来る
不老不死の火の鳥の
目線で、人間という存在を見ていくというもの。
そのため構成が、1巻は遠い過去の話「黎明編」
そして2巻はその真逆で遠い未来の話「未来編」
3巻は黎明編より現在に近い話、4巻は未来編より現在に少し近い話・・・と
時間軸を徐々に現在に近づけ、今を見つめる工夫がされています。
僕は、表紙の絵が気に入って1巻から読まず、現在よりちょっと過去の「鳳凰編」から
読んだことになります。
作中の主人公達はその生き血を飲めば不老不死になるという火の鳥を
捕まえようとひっしになり、
実際不老不死になった主人公も登場します。
どうやっても死ぬことの出来ない主人公は・・・
これは是非火の鳥、「未来編」を読んでみてください。
もしかしたら地球の未来って・・と思ってしまう、
漫画の域を超えた本です。
お勧めのシリーズです。
読み出したら死ねない・・いや眠れない体になること間違いないでしょう!!