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2012年03月24日
胡蝶蘭
めっきり春らしくなり、花贈りが活発になる季節となりました。

その中でも、不動の高級花のイメージを確立している胡蝶蘭について、
良くある質問について答えてみたいと思います。
まず、花が終わったら、また咲きますか?というもの。
これがダントツ一番多い質問です。
はっきり言って、10中8.9咲かせるのは難しい。

といっても過言ではないかと思います。
まず、胡蝶蘭は、温度変化に、非常に敏感な植物で温度が12度を下回ると開花しないと言われます。
なので、冬は特に出回る量も減り値段も上がったりします。
逆に、夏も温度が高すぎるとはなもちが悪くなったり、株が弱ります。
四季のある日本では温度を一定に保つ温室でもない限り、再開花は難しいのです。
しかしまれに、強い株に当たった場合ほっといても開花した、何てこともあるようですが、
あまり期待は出来ません。
管理方法としては、直射日光を避けた明るい室内で鑑賞するのが理想です。
暖房や冷房の風が直接当たらないように気をつけ、水遣りは
植え込み材料の表面が乾いたらたっぷりとかけます。
水温は20度くらいのぬるま湯が良いです。
肥料は開花中は必要ありません。
多くの胡蝶蘭の鉢は咲き方や高さのバランスを見て、人工的に寄せて作った寄せ鉢です。
なのでギフトとしては市場に出荷されたばかりの物が、やはりバランスもよく、きれいです

